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和歌山・紀の川で「FRUITS STREET KOKAWA LAB」実践プログラムスタート! 産地の実りを循環させる“人”の発掘

Feature Project 公開日:2026/06/23

唐突ですが…「地域のポテンシャルを高める」とは、どういうことでしょうか。地方創生の文脈でこの問いが語られるようになって久しいのですが、私たちはまだ、答えの途中にいると感じています。「発掘して、整えて——」では、まだ道半ばなのだと。空き家をリノベーションして拠点をつくる。農家と行政と民間が手を組んで、地域の資源を発掘して「見える化」する。マルシェを開き、人が集まる場をつくる。それらはどれも大切な一手です。そしてこれを地道に続けています。でも、その先に「使いこなす人」が現れなければ、「ポテンシャル」のその形のまま横たわっているだけかもしれません。私たちは、和歌山県紀の川市・粉河エリアでの取り組みを通じて、その問いにずっと向き合ってきました。

粉河エリアは、西国三十三所の第三番札所・粉河寺の門前町として栄えてきた歴史あるまちです。梅、桃、柿、柑橘など多品種のフルーツが実る果樹産地。エンジョイワークスは2023年から紀の川市と官民連携で、エリア活性に本格的に取り組んできました。大正期の旧旅館をリノベーションした複合施設「紀の川三笠館」を開業し、フルーツをテーマにしたマルシェを定期開催。農家・行政・大学・企業と連携しながら、地域の基盤を少しずつ耕してきました。フルーツが暮らしに染み込む地域食プラットフォーム「EATLO KINOKAWA」を立ち上げ、フルーツを軸にした地域ブランディング、エリアリノベーションの実験を続けています。

朱色の橋が目印。旧旅館をリノベーションした地域複合拠点の「紀の川三笠館」

◾️紀の川三笠館ウェブサイト https://mikasakan.com/ja/
◾️EATLO KINOKAWA(KOKAWA RENOVATION)Instagram https://www.instagram.com/kokawa_renovation/

場はできた。仕組みもできた。素材もある。でも、それだけでまちは動かない。この3年で私たちが実感しているのは、最後のピースは「人」だということ。地域の資源を使いこなし、小さな商いを試み、失敗も含めて前へ進もうとする人が現れたとき、まちははじめて動きはじめるのではないか、と。

フルーツと起業が出会う、6カ月の実験室
そこで私たちエンジョイワークスが新たに動かすのが、「FRUITS STREET KOKAWA LAB」。2026年8月から12月にかけて、全6回・6カ月間の実践プログラムを粉河エリアで開催します。

参加者は二つの軸を想定。ひとつは、全国から集まるフードチャレンジャー。パティシエ、料理人、バーテンダー、カフェ開業を目指す人、フードブランドを立ち上げたい人。もうひとつは、粉河・紀の川で何かを始めたい地元の小商いチャレンジャー。農家、学生、地域事業者など、販売や運営に関わってみたい人たちです。これらの挑戦者が粉河で出会い、紀の川の農家とつながりながら、フルーツを素材にした商品やメニューを一緒に開発していく——それがこのプログラムの核心です。

農家との交流とフルーツの試食・品種比較からスタートし、アイデアのピッチ、まちあるきと空き店舗見学、実験出店の設計へと進みます。最終回では「とんまか通り」の空き店舗や三笠館・Fruitsマルシェを舞台にポップアップ出店を実施し、実際の顧客の反応をもとに次の展開へとつなげていきます。

フルーツのリレーが途切れない、「フルーツ王国・粉河」。紀の川三笠館は、体験や販売、宿泊滞在をつなぐ「ハブ」に成長中

参加者は二種類を想定。ひとつは、全国から集まるフードチャレンジャー。パティシエ、料理人、バーテンダー、カフェ開業を目指す人、フードブランドを立ち上げたい人。もうひとつは、粉河・紀の川で何かを始めたい地元の小商いチャレンジャー。農家、学生、地域事業者など、販売や運営に関わってみたい人たちです。これらの挑戦者が粉河で出会い、紀の川の農家とつながりながら、フルーツを素材にした商品やメニューを一緒に開発していく——それがこのプログラムの核心です。

農家との交流とフルーツの試食・品種比較からスタートし、アイデアのピッチ、まちあるきと空き店舗見学、実験出店の設計へと進みます。最終回では「とんまか通り」の空き店舗や三笠館・Fruitsマルシェを舞台にポップアップ出店を実施し、実際の顧客の反応をもとに次の展開へとつなげていきます。
参加者は二種類を想定。ひとつは、全国から集まるフードチャレンジャー。パティシエ、料理人、バーテンダー、カフェ開業を目指す人、フードブランドを立ち上げたい人。もうひとつは、粉河・紀の川で何かを始めたい地元の小商いチャレンジャー。農家、学生、地域事業者など、販売や運営に関わってみたい人たちです。これらの挑戦者が粉河で出会い、紀の川の農家とつながりながら、フルーツを素材にした商品やメニューを一緒に開発していく——それがこのプログラムの核心です。

農家との交流とフルーツの試食・品種比較からスタートし、アイデアのピッチ、まちあるきと空き店舗見学、実験出店の設計へと進みます。最終回では「とんまか通り」の空き店舗や三笠館・Fruitsマルシェを舞台にポップアップ出店を実施し、実際の顧客の反応をもとに次の展開へとつなげていきます。

粉河だからこそ、小さく確実に試せる
食の作り手にとって、粉河エリアには具体的な強みがあります。その前に、産地が長年抱えてきた課題にも触れておきたいと思います。全国の農産物の生産現場では、見た目や大きさが規格に満たないだけで、全体の1〜2割ほどが廃棄されているといわれています。味も品質も変わらないにもかかわらず、です。それは紀の川のフルーツ産地でも同じ。毎年、豊かな実りの一部が、行き場のないまま消えていく。この現実を変えていくためにも、産地で素材をふんだんに使いこなし、新しい商品やメニューを生み出し、持続可能な循環をつくっていくプレイヤーが必要だと、私たちは考えています。

粉河エリアはその実験の場として、十分な条件が揃っています。規格外品や未利用品も含めたフルーツを惜しみなく使えること、生産者と直接つながって素材の背景やストーリーごと仕入れられること。三笠館の宿泊者やFruitsマルシェの来場者を相手に、すぐポップアップ出店を試せる場があること。そして、私たちエンジョイワークスが伴走支援に入ることも、大きな安心材料になるはずです。「まず小さく試してみたい」——その気持ちに、粉河は誠実に応えられる場所です。

全国からフードチャレンジャーとして参加したい方、地元で小商いの第一歩を踏み出したい方はもちろん、農家・物件オーナー・観光協会・金融機関など、素材や場所・ノウハウを提供するかたちでの協力も歓迎しています。8月スタートに向けて、参加者を募集中です。地域のポテンシャルが、人と出会うとき——まちは、動きはじめます。粉河での次の一手を、私たちと一緒に起こしてみませんか。

◾️ (プログラム詳細)ENJOYWORKS HEADLINE
和歌山・粉河で、フルーツの可能性を商品にする。「FRUITS STREET KOKAWA LAB」6カ月実践プログラム、8月に始動
https://enjoyworks.jp/news/32809/

平地に低層階の建物が並び、それを囲むようにフルーツ畑が広がる紀の川市。無人駅の粉河駅から粉河寺までのストリート(とんまか通り)の空き店舗再生も大きなミッション。そこに関わる「人」の発掘が今回のプログラム

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