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まちが見える「数字」たち——経理は、縁の下ではなく土台。

New Topics 公開日:2026/10/06

多くの会社で、経理は数字を扱う仕事です。仕訳を切り、決算をまとめ、資金繰りを管理する。正確さや緻密さが求められる一方で、その数字がどこへ向かい、何に使われ、最終的に何を生み出したのかまで、経理担当者自身が知る機会は、意外と少ないのではないでしょうか。予算と実績の差異を追いながらも、その先にある「現場」は、営業や事業部の仕事として切り離されている。数字を正確に積み上げることと、その数字が何を意味するのかを実感することは、別々の仕事になりがちです。

私たちエンジョイワークスは、湘南エリアを中心に、不動産仲介、建築設計、そして空き家や遊休不動産を活用したまちづくり事業を展開してきました。ここでの経理の仕事も、年次・月次決算、仕訳業務、予実管理、資金管理、税務申告など、業務そのものは他の会社と大きく変わりません。地道な積み重ねという意味では、経理という仕事の本質はどこでも同じです。ただ、その数字の先にあるものが、少し違います。

いくつもの現場につながる「数字」たち
官民連携のプロジェクトや空き家活用、歴史的建造物の再生、そして「参加型」のクラウドファンディング「ハロー! RENOVATION」——。私たちが手がけるプロジェクトは、どれも一つひとつの物件や場所、そこに関わる人たちとの関係から始まっています。

不動産仲介、建築設計、ファンド事業など、複数の事業を動かしているため、経理が向き合う数字もさまざまです。賃貸や売買、建築案件の入出金、クラウドファンディングで集まった資金、施設運営の売上や経費の管理まで、性質の異なる数字が一つの会社の中に並びます。けれど、決算書の数字も、資金繰り表の一行も、たどっていけば必ず、具体的な建物や場所、そこに関わる人に行き着きます。「この数字は、あのプロジェクトにつながっている」。そうやって物件やプロジェクトの名前まで思い浮かべながら数字を見ることができる。自分がまとめた数字の先で、どんな現場が動いているのかを想像できる。

一つひとつの数字の先に、こうした建物や場所、そこに関わる人たちがいます

それは、経理の仕事において決して当たり前のことではありません。大きな組織であれば、経理と事業の現場のあいだには、いくつもの部署や承認プロセスが挟まります。数字を扱う人と、その数字が生み出す結果を見る人が、別々になっていることも少なくありません。私たちの場合は、その距離がずっと近い。だからこそ、数字を「処理するもの」としてではなく、「事業を動かす源泉」「事業が動いた結果」として捉えることができます。

数字が向き合う相手は、社内だけではありません。「ハロー! RENOVATION」をはじめとするファンド事業では、出資してくださる一人ひとりに対して、資金がどう使われ、事業がどう進み、分配がどう生まれているのかを、数字で説明する責任があります。金融機関との取引や、事業拡大にともなう外部との資本提携の場面でも、決算書や資金繰りの数字がそのまま会社の信頼そのものになります。単に合っているかどうかだけでなく、その数字が事業の状態をきちんと物語っているか、相手が安心して次の判断をできるものになっているか。そこまで見据える視点が必要です。

出資してくださる方々もまた、まちの未来を一緒につくる仲間。日々の仕訳の延長線上に、そうした仲間へ向き合うIRという大きな目線が重なっているのが、エンジョイワークスの経理の特徴だと思います。社内の数字、現場の数字、社外に向けた数字。いくつもの角度から同じお金を見ることで、数字はただの記録ではなく、より立体的に感じられるものになっていきます。

この規模だからこそ、見える景色がある
エンジョイワークスは、2007年の創業から19年目を迎えました。社員とアルバイト、業務委託のスタッフを合わせて100人を超える規模になり、事業も一つではありません。だからこそ、経理にも一定の専門性と正確さが求められます。一方で、大きな組織のように業務が細かく分かれ、数字だけを追い続ける環境でもありません。複数の事業が動くなかで、それぞれのお金の流れを把握し、その全体を見渡す。経理が扱う数字の一つひとつが、事業を動かすための土台になっています。決算や資金管理が滞れば、まちづくりの現場も止まってしまう。逆に言えば、経理が正確に、丁寧に積み上げてきたからこそ、これまで事業を進めることができました。

縁の下ではなく、土台。表に立つ仕事ではなくても、その土台がなければ、どの事業も前には進みません。そして、変化し続ける事業に合わせて、経理の仕事そのものをつくっていける余地もあります。決められた仕訳を、決められた通りに処理するだけではなく、「今の事業にとって、どんな管理が必要なのか」を考えながら、業務のやり方をつくっていく。それも、複数の事業を比較的近い距離で動かしているエンジョイワークスの経理(管理部)だからこそできる仕事です。

一つひとつの数字を正確に扱い、まちづくりの現場を支える。経理の日々の仕事が、事業を進める土台になっています

自分が扱う数字の先に、何があるのか。その数字によって、どんな場所が生まれ、どんな人の営みにつながっていくのか。湘南という土地で、数字とまちの両方に向き合う仕事。私たちならではの、その具体的な姿を伝え続けていきたいなと思っています。

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◾️エンジョイワークス・秋の会社説明会 〜好きなまちと好きな仕事でつながる〜
エンジョイワークスの本社がある鎌倉で、会社説明会を開催します。会場は、この秋、由比ヶ浜に開業予定の「(仮称)みんなの食堂」。多様な人が食を囲み、まちに新たなつながりを生み出していくプロジェクトが進行中の、まさに場づくりの現場です。私たちがどのような事業を展開し、地域の人たちとどのように関係を築いているのかを、現役社員との交流を通してお伝えします。
■日時
2026年10月23日(金) 19:00-20:30
■会場
「(仮称)みんなの食堂」開業予定地(旧HOUSE YUIGAHAMA)
鎌倉市由比ガ浜1丁目12-8(JR横須賀線「鎌倉」駅から徒歩11分)
■募集ポジション
・【管理部】総務・経理
・【不動産営業部】仲介・売買(経験者歓迎、特に地域の人とつながり、場をつくる仕事をしてきた方)
・【事業企画部】プロデューサー(地域活性・行政連携)
・【コミュニケーションデザイン部】マネジャー
・【グッドネイバーズ】宿泊施設開業運営
・【オープンポジション】ご経験・ご希望を考慮し、最適なポジションをご提案します
こんな方におすすめです
・地域やまちに関わる仕事に興味がある方
・空き家再生や不動産、建築、場づくりに関心がある方
・地域の人や事業者と一緒に、新しい仕事をつくりたい方
・湘南での働き方に興味がある方
・これまでの経験を生かして、新しい領域に挑戦したい方

詳細はこちら
https://enjoyworks.jp/news/33541/

◾️不動産営業部に関する記事はこちら
物件の先にある「暮らし」をつくる・一緒に考える、不動産営業部の仕事
https://enjoyworks.jp/times/336

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