昨年(2023年)、エンジョイワークスが大賞を受賞した、国土交通省の「地域価値を共創する不動産業アワード」。私たちがこれまで積み上げてきた「住民や関係人口の共感・参加を軸にした地域の課題を解決する」取り組みが評価されました。
今回、アワード賞でも掲げられたキーワード、「地域価値×共創のこれから」を考えるトークイベントを2月 24日(土)に開催します。ゲストは、不動産・住宅ポータルサイトSUUMOの編集長・池本洋一さん、数々の地域で人やモノを巻き込んだプロデュースを手がける古田秘馬さん(株式会社umari代表)。これにエンジョイワークス代表の福田和則が加わり、【地域経済✕活性化のキーワードは、「関係人口」から「株主人口」へ。】をテーマにしたセッションを企画しました。
地域活性の事例でよく使われる言葉に「関係人口を増やす」という表現があります。特定の地域に、継続的かつ多様な形で関わる人を指すのですが、トークイベントでは古田さんが関わる香川県三豊市の事例を紹介します。香川と言えばうどん…ということで、讃岐うどん文化を伝える体験型宿泊施設「UDON HOUSE」を2018年にオープン。そして地元企業11社が共同で出資して瀬戸内ビレッジ(株)を立ち上げ、大型ゲストハウス「URASHIMA VILLAGE」を開設しました。このほか、地域の交通事業者や地元事業者の共同出資でオンデマンドの交通サービスをスタートさせるなど、企業の「投資」によって事業のボトムアップを生んでいます。「おもしろいコンテンツや機会を創って人が集まることが関係人口増につながる」。そんな好循環を体現しているのです。トークセッションの「株主人口」というキーワードは、ここにもヒントがありそうです。
三豊市での共同出資の例は地元の企業のつながりから生まれたものなのですが、そこから一歩踏み込んで、その土地に関心のある人・応援したい人・取り組みに興味がある人…など、もう少し広い範囲の関係人口の「想い」を集め、「投資」を通じて継続した事業に展開させていく。そんな動きも全国で始まっています。
SUUMO編集長でアワード賞の選考委員でもある池本さんが解説するのは、「なぜ国交省が『地域価値を共創する不動産業アワード』を制定して、事業者の先進的な取り組みを発信していくのか」。全国のさまざまなまちづくりの現場を巡ってきた池本さんの視点で、これからの地域活性化に必要な「価値共創」を探ります。さらに、エンジョイワークスの福田は、「ハロー!RENOVATION」の仕組みを紹介しながら、「価値共創」のあり方を投げかけます。
まちで実際に人やモノを動かしている人、そんな現場を見て知る人、その仕組みを作る人。3者それぞれの立場から見える「地域活性化」。事例を掘り下げたトークから、あなたの町のヒントが得られるかもしれません。
*当日は3部構成で、1部のトークセッションに続いて2部・3部はエンジョイワークスが手掛ける「ハロー!RENOVATION」の投資家限定イベント(活動報告とディスカッション、投資家の交流会)となります。
イベント詳細はこちら
日時:2024年 2月 24日(土)13:00から
会場:SOIL Nihonbashi(https://soilis.co/locations/nihonbashi/)
対象:
【会場参加】ハロー!RENOVATIONのファンドにご出資いただいている方(投資家)
【オンライン参加】投資家、投資家以外の方(企業、自治体、個人の方含む)
*投資家以外の方は、第1部のトークセッションのみの参加となります(オンライン)
参加費:
【投資家の方】会場参加3,000円、オンライン参加無料 (お申込みはこちら)
【投資家以外の方】
・参加費:LINEの友だち登録で無料、お申込みはこちら(LINEへ)
*LINEへ遷移後、リッチメニューのバナーよりお申込みください
*LINEの友だち登録をご希望されない方はPeatixからお申込みください(有料参加、チケット1000円)