「不動産投資」と聞くと、アパートを購入して賃貸運用するとか、投資用マンションのオーナーになる…といったイメージが強いかもしれません。配当率や利回りのみを見る「投資ホッピング」の人も少なくなく、「実際に、不動産投資の形態は多様で、この市場はレッドオーシャンと言えるかもしれません」。エンジョイワークス事業企画部の福来崇は、そう話します。
さて、「不動産投資」をもっと違う角度で見てみるとどうでしょうか。不動産事業者側からいうと、投資を募るにも、そもそも物件がないと成り立ちません。不動産の分譲や開発事業で必要なのは、土地と資金ですが、いわゆる一等地のような「いい土地」を手にするには相応の財務体力がないと難しいし、たとえ土地と資金があったとしても、丁寧に練られたコンセプトや人材、商材としての魅力がないと売れない。分譲事業に手を上げたいけれど、「ハードルが高い」というのが実情なのです。
自社の事業領域を広げたいけれど、資金の調達が難しい・自社での建売住宅の販売は売れ残りや値下げのリスクがある―。こういった事情を、さまざまな不動産事業者から聞いていた福来。そこで昨年、エンジョイワークスでスタートした事業が、「エンジョイヴィレッジファンド」です。
「ヴィレッジってなに?」と思った方に、少し解説。エンジョイワークスがプロデュースしている新しい住宅分譲の形で、複数戸の間に塀を設けず、アプローチや庭などを緩やかな共用にした小さな「集落」です。「居住者目線で言うと、見たことのない・緑豊かな場所に住める。塀に囲まれて小さく区画された中ではなく、お隣さんと緑をシェアすることができる。そんなコンセプトを共有できる新しい形の分譲」と福来。一方、不動産事業者にとっても、メリットもあります。「実際に分譲で開発しやすいのは成形・整地された土地なのですが、全国各地、そうではない土地のほうが大多数。ヴィレッジは、接道がとれれば良いし、変形な土地であっても、庭を共有したり、共用スペースに変えたり、デメリットをメリットに変えられる」と話します。ちなみに、その分譲に建てる住宅は、エンジョイワークスがプロデュースする「スケルトンハウス」。2017年にグッドデザイン賞を受賞した、シンプルな箱型で空間を自由にカスタマイズできる、高性能(断熱性能Ua値0.46、耐震等級2)の住宅です。
エンジョイヴィレッジ https://enjoy-village.com/
「実際に、エンジョイヴィレッジの開発をやりたい、と関心のある全国の不動産事業者さんから、年間100件以上の問い合わせを受けています。分譲全体に付加価値があるし、魅力もある。住んでいる人も、豊かな気持ちになるし、エリアの不動産の価値も上がります」(福来)。いいこと尽くしではあるけど、分譲の「商品」はあっても、やはりハードルとなるのが資金。それを「ファンド」で募っていこうというのが、エンジョイヴィレッジファンドです。「これからヴィレッジを手掛ける事業者への投資は、自社の事業領域を広げるきっかけにもなります。ヴィレッジってどういうふうにできるのだろう…と、自社で手掛ける前の練習の場として、プレ参加するという意味合いでもいいかもしれません。不動産事業者だけでなく、個人でも、エリアを問わずどこからでも参加できます」
「レッドオーシャン」の市場で、まだ誰も手掛けていない形式の不動産投資。長年、不動産業界に携わってきた福来は、こう話します。「資金や土地、建築に関わる人材、そしてノウハウと商材。どれも欠かすことはできないし、揃っていたとしても、特徴のあるもの、価値が高いものは少ないんです。このどれも補うことができるのが、エンジョイヴィレッジファンド。これを戦略化すれば、他社では作れない事業となるだろうし、地方の可能性を広げることもできると思います。地方にマッチした、地方だからこその事業を育むことができる、相互互助の画期的なプラットフォームになるのではないでしょうか」
運用年数や利回りといった「数字」だけでなく、地域や地方を元気にするという「ワクワク」も併せ持っている、エンジョイヴィレッジファンド。不動産投資の概念や見方を大きく変える、潜在力を秘めた新しい時代の「ファンド」に注目です。
エンジョイヴィレッジファンド
リスク含むファンドの詳細はこちら
https://hello-renovation.jp/renovations/19818
※出資⾦から、年額最⼤3.3%(税込)の管理報酬、ファンドによりアップフロントフィー(初年度定額)、その他銀⾏⼿数料等をご負担頂きます。
※事業の状況により、利益の分配が行われない可能性及び返還される出資金が元本を割る可能性があります。リスクの内容や性質はファンドごとに異なります。詳しくはハロー!RENOVATIONの「ファンド情報」から内容をご確認頂き、当該ファンドの匿名組合契約書、契約前交付書面、契約時交付書面等をよくお読みください。
※ファンド持分の譲渡は制限されています。
株式会社エンジョイワークス
不動産特定共同事業者[金融庁長官・国土交通大臣 第114号]
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