第3次「サウナブーム」と言われる昨今、なにかとサウナに関する話題を耳にする中で、24時間いつでも好きな時に「ととのう」ことができたら…? そんな願望を叶える「分譲プロジェクト」がスタートしています。
「自宅にサウナ」を作りたい、と憧れても導入のハードルは高いもの。初期費用や設置場所、電気代の負担を考えると、「現実的でない」と断念してしまいそう。そんな「あれこれ」の懸念を解決するのが、電力を自給自足する“オフグリッド”のシステム。エンジョイワークスが三浦半島の西側、横須賀市秋谷で進めている「サウナ小屋ヴィレッジ」は、分譲プロジェクトで展開する4棟の住宅の真ん中に、なんと共用の「サウナ小屋」が! 消費電力が大きいサウナヒーターを、各戸に設置した太陽光発電で賄うシステムなので、電気代の心配も少なくて済むという訳。サウナそのものも、電気で熱したサウナストーンに水をかけて発生させた蒸気(ロウリュ)を浴びる、本格的なもの。
注目したいのが、導入する太陽光発電。横須賀市秋谷に開発拠点がある株式会社モノクローム(https://www.monochrome.so/)が開発したRoof-1を採用しています。この発電パネルがすごいんです。言ってしまえば「発電する屋根」。屋根一体型の太陽光パネルなので、デザイン性が高く、軽量なので構造への負担も少ない。JET認証も取得していて、公益財団法人東京都環境公社により「優れた機能性を有する太陽光システム」に認定されています。まさに次世代の太陽光パネルなのです。
さらにもう一つ。サウナ小屋にも特徴が。私たちエンジョイワークスが新たにプロデュースしている「THE SKELETON HUT」を使っています。シンプルな長方形のハコ=小屋の使い方は自由。ちょっとした庭の空きスペースや余った駐車スペースなどに設置可能な大きさで、サウナとしても利用可能なのです。分譲地の共用部分でサウナを通じたコミュニケーションが自然と発生し、そのサウナは環境にも優しい。良いこと尽くしではないでしょうか。
次世代太陽光パネルと小屋、そしてヴィレッジという新たな分譲プロジェクトの掛け合わせを私たちは「e(いい)サウナ」と名付けました。Ecoな環境性能と、住まい手、コミュニティーの良い循環、そして心も体も「ととのう」きっかけが、この小屋であったらいいなと思い描いています。
*分譲プロジェクトの住宅は「THE SKELETON HOUSE」を採用。2017年度グッドデザイン賞を受賞しており、サウナ小屋は、その小型版「THE SKELETON HUT」。
サウナ小屋ヴィレッジ
https://sauna.enjoy-village.com/
THE SKELETON HUT
https://theskeletonhouse.com/hut