「賃貸って、何をする仕事なんだろう?」そんな問いを、あらためて自分たちに投げかけています。空室を埋めること、入居者を探すこと、契約を結ぶこと。一般的にはそれが賃貸の役割かもしれません。でも、エンジョイワークスが向き合っているのは、もう少し違う景色です。私たちが扱っているのは“部屋”や“テナント”ではなく、“場”。だからこそ、賃貸の仕事もまた、「貸すこと」で完結しないものになってきました。
創業から来年で20年を迎えるエンジョイワークス。スタートは不動産仲介ですが、物件の売買や賃貸といった業務を、他の事業と切り分けているわけではありません。私たちにとって不動産は、まちづくりの「手段」。そんな、場所と人をつなぐ役割の最前線にいる「賃貸デスク」のスタッフが、ちょっとだけ社内で「異動」しました。肩書きは施設運営の部署「Good Neighbors(グッドネイバーズ)」。一見すると、仲介と施設運営は別の領域に見えるかもしれませんが、私たちにとってはむしろ自然な流れです。物件を流通させるだけでなく、その先にある使い方や時間の流れまで含めて設計していく。そんな仕事を積み重ねる中で、賃貸の業務もまた、単体の機能ではなくなっていきました。

グッドネイバーズが運営を担う自社施設への賃貸業務も。ワンストップが可能なエンジョイワークスならではの連携だ
施設運営を担うグッドネイバーズでは、湘南をはじめとした各地で、宿泊施設や拠点の立ち上げと運営に関わっています。現場では日々、「どんな人が訪れているのか」「どんな時間が過ごされているのか」といったリアルが積み重なっています。その中で見えてくるのは、空間の価値はハードだけでは決まらないということ。誰が使うのか、どんな関係性が生まれるのかによって、その場の意味は大きく変わっていきます。だからこそ、賃貸デスクの役割も重要なのです。
契約をゴールにするのではなく、その先にある時間を想像しながら入居者と向き合うこと。その場のコンセプトや運営の意図を踏まえ、「どんな人に使ってもらうのがいいのか」を編集していくこと。場合によっては、用途そのものから一緒に考えていくこともあります。さらに、施設運営とつながることで、賃貸はもう一段違うフェーズに入っていきます。宿泊施設の稼働や予約の動き、滞在者の属性、地域との関係性。そうしたデータや現場感覚が、「どんな場が求められているのか」を具体的に教えてくれるようになります。
感覚や経験だけでなく、実際の運営から得られる知見をもとに、賃貸のあり方を組み立てていく。これは、これまでの不動産の枠組みの中にはなかったアプローチかもしれません。私たちにとって賃貸は、単に物件を動かすための機能ではなく、まちとの接点をつくる入口です。空き家や遊休不動産に新しい役割を与え、人が関わり、関係性が生まれていく。その最初の一歩をつくるのが賃貸の仕事。だからこそ、「誰に貸すか」を大切にし、「どう使われるか」を考え、「その後どう育っていくか」にも関わり続けたいと思っています。私たちが手がけているのは、空間を貸す仕事ではなく、場の未来をつくる仕事なのだと。
入居のその先にある暮らしや営みまでを想像しながら、一つひとつの物件に向き合っていく。エンジョイワークスならではの「賃貸」とは、そんな“貸す”と“運営する”のあいだにある仕事なのだと思っています。
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2026/05/19
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