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空室リスクと維持管理費を抑えた、月見台住宅の新投資モデルーー「オーナーメンバーシップ」開始

Feature Project 公開日:2025/12/02

入居者がすでに決まっている物件に投資できる。不動産投資でいちばんの“不確実性”である「空室リスク」が事前に取り除かれたモデルが、横須賀・田浦の月見台住宅で始まっています。月見台住宅*は、横須賀市とエンジョイワークスが官民連携で進める再生プロジェクト。市営の平屋団地を“暮らしと商いが共存する小さなまち”へと再編する取り組みは、建物の改修だけではなく、地域に新たな役割をもたらす複合的な再生計画として、多くのメディアに取り上げられています。その「なりわい居住」の店舗に訪れる人も増えています。

開業した店舗やイベントの様子。古い昭和長屋に「色」を取り戻した感じ。賑わいもそのひとつ

今回、このプロジェクトに「オーナーメンバーシップ制度」という新しい投資のかたちが加わりました。最も大きな特徴は、入居者が確定している物件に対して投資できる点。通常の不動産投資は、購入後に入居者を募る必要があり、空室期間の発生が収益に直結します。月見台住宅のオーナー制度は、このリスクを大幅に軽減したモデル。その仕組みはシンプルです。月見台住宅を10年分の賃料を一括払いで借上げることで、通常の賃料よりも割安な負担で物件を保有できます。そのうえで、入居希望者に転貸することで得られる賃料収入との差額がオーナーの収益になるということ。一括払いによるコストメリットと、すでに入居者が確定しているという安心感が組み合わさった新しい形の投資。従来の「建物が完成してから入居者を探す」という流れとは逆のアプローチなので、投資判断の材料がはじめから揃っている状態で参画できるのが大きな特徴です。

・賃貸需要(=入居者)が確定している
・賃料の長期見通しが立つ
・一括払いによる運用コストの低減が可能

こうした条件が揃うケースは、一般的な不動産市場では多くありません。「地域の再生に関わりながら、手堅く運用したい」という思いを持っている人にとっては、これまでにない選択肢になります。

「オーナーメンバー」のイメージ図。対象物件が「月見台住宅」という訳

一方で、「投資物件のオーナー」というと、建物の維持管理や修繕への不安を感じる人も多いはずです。通常の不動産投資では、設備更新や共用部の修繕など、物件運営に関わる費用の多くがオーナー負担となります。月見台住宅はこの点にも配慮し、建物の基礎的な維持管理はエンジョイワークスが一元的に担う仕組みにしています。オーナーは“運用部分”に専念できる設計となっているため、個人投資家にとって参加しやすいモデルになっています。建物単体ではなく「団地全体の価値を高める再生計画」として段階的に整備が進むため、エリアとしての魅力向上が、結果的に賃貸需要の安定にもつながる見込みです。

物件を所有しないけれど、新しいまちの再生のメンバーとして参画できる。地域の価値向上と安定運用を同時に目指せる「月見台住宅オーナー制度」。新しい投資のかたちとして、「まちの再生」に参加してみませんか?
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