最近「関係人口」という言葉をよく耳にしませんか？ 「関係」とはそもそも、人と人、人と地域とのつながりのこと。行政や地域づくりの現場でこの言葉が使われ始めたのは2017年頃からで、2018年には総務省が「関係人口創出・拡大事業」を掲げたこともあり一気に広がりました。移住や観光のあいだにある、多様で柔らかな関わり方を指し、地域を応援したり、仕事やプロジェクトに携わったりする人々を含みます。関係人口を増やすことは、地域に新しい力を呼び込み、持続的に地域価値を高めることに直結します。

「みんなで一緒にまちづくりを！」。エンジョイワークスが会社のvalueとしている言葉です（写真の名刺の裏にも書いています）。その「みんな」は関係人口そのものです。先日、私たちが関わってきた「○○人口」を整理してみました。
以下のように分解できます：
・観光人口（空き家や空き蔵を再生した施設への宿泊客など）→75,000人
・交流人口（再生プロジェクトなどへの参加者数）→25,000人
・移住人口（湘南エリアなどでライフスタイル型不動産事業による移住者数）→1,500人
・小商い人口（再生した施設や事業プロジェクトで「小商い」を始めた人）→500人
・株主人口（私たちの運営する地域活性化ファンドへの投資家や投資に関わった人）→28,000人

これをすべて足すと130,000人。2007年に社員2人から始まったエンジョイワークスが約18年かけて生み出した関係人口です。理想の家探しにとことん付き合った仲介のお客さんから、宿再生のコンセプトづくりのワークショップや地域の課題解決会議「SUNSET MEETING」の参加者、プロジェクトへ共感して投資してくれた「投資家」のみなさんなど、私たちにとってはそれらの方々「みんな」が関係人口です。つまり「みんなで一緒にまちづくり」を体現する数字でもあります。

事業視察のツアーから運営施設でのイベント、まちづくりのプレゼンイベント、さらには餅つきまで！

そんな「みんな」のピース（piece）に欠かせないのが、社員やアルバイト、業務委託などで関わるスタッフたち。キャリアや経験もさまざまですが、ひとつ言えるのは、スタッフそれぞれが「まちが好き・人が好き」「まちづくりに関わりたい」という思いを持っていること（あとは、湘南が好きということも…）。そんな一人一人がエンジンとなり、エンジョイワークスを動かしているのです。

10/5のイベント（月見祭）での社員、スタッフたち。「さまざまな部署横断で一つの事業を作り上げる」これがエンジョイの醍醐味なんだな…そんな感想も

ただ、どんなことをやっているか見えにくいのもエンジョイワークスの特徴かもしれません。そこで、「エンジョイの仕事がまるわかり！」をテーマにした会社説明会を企画しました。その会場は話題の月見台住宅*。横須賀市で稼働している市営住宅団地の再生プロジェクト現場を見ていただきながら、誰がどんな仕事をしてこの場所が生まれ変わったのかの「リアル」と「お仕事（不動産の賃貸、設計、イベントや場の運営、ファンドによる資金調達と事業展開…など）」を解説します。

「エンジョイのナレッジが詰まっている場所」で、私たちの一番身近な「みんな」に出会える場となることを楽しみにしています。

仕事はもっと楽しくなる！ 秋の会社説明会＠月見台住宅*
https://enjoyworks.jp/news/31717/

■日時
2025年10月13日（祝・月）
11:00～13:00（時間について多少前後する可能性があります）
※受付：10:30～11:00
■内容
・会社説明
・職種別相談、月見台住宅*の見学
■募集職種
【管理部】経理/管理担当者
【事業企画部】事業企画部プロデューサー（地域活性、行政連携）
【建築設計部】建築設計（シニアスタッフ）
【グッドネイバーズ】宿泊施設開業運営
【社長室】人事採用
【不動産営業部】不動産売買・賃貸営業
【和歌山県紀の川市】地域おこし協力隊
詳細は当社ウェブサイト（採用情報）をご参照ください。
https://enjoyworks.jp/recruit/

■申し込み
こちらのフォームにご記入ください。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdmE9DVuwQEhZ5mhWHeg3hSjqm5BL1xJLYwI4Zj0ncxbTQ41Q/viewform
■会場
月見台住宅*（神奈川県横須賀市田浦町1丁目54）
※JR横須賀線「田浦」駅下車、徒歩約10分
※駐車場はございません、公共交通機関をご利用ください
https://tsukimidai.com/index.html#access