「地方移住」と言うと、どのようなイメージがありますか? かつては、定年退職後に「セカンドライフを自然の中でゆったりと過ごす」——といった、いわゆる“スローライフ型”が主流でした。近年、注目を集めているのは、子どもの教育環境を軸とした「教育移住」。働き盛りの30〜40代が、あえて都市を離れて地方での暮らしを選ぶ。特にコロナ禍を契機に、家庭における「暮らしと教育」の関係性は大きく変わっていて「都市でなければ成立しない」という前提が崩れていることも影響しています。さらには、「子どもにどんな人間になってほしいか」という、極めて本質的な問いかけの答えを探す中で、選択肢を地方に求め始めているのです。これは一過性のブームではありません。より主体的に、子どもの学びの場を “選び取る”という多様性かつ新しいフェーズに入っているのです。
それではどこを「選ぶ」人が増えているのか。「教育は場所ではなく、環境と体験がつくるもの」という価値観が広がる中で、地方には、個性を尊重する公立学校や、少人数制を活かした対話中心の教育、地域ぐるみで子どもを育てる風土など、都会とはまた違った豊かさがあります。特別な教育モデルでなくとも、「子どもの好奇心に寄り添える余白がある場所」が、親たちの心を動かしているのです。
いわゆる「教育移住」の目的で注目されている地域は、単に「自然が豊か」というだけではありません。教育方針の多様性や自治体・地域の受け入れ体制、アクセスの良さが重視されています。そのひとつが長野県の東信地域に位置する御代田町や佐久市。自然環境と首都圏からの利便性に加え、インクルーシブな先進教育を主眼とする小学校、異年齢学級を主体とした日本初のイエナプランスクール認定校など近隣の特色ある教育機関の存在や自治体の支援策が、子育て世代の移住を後押ししています。
雄大な浅間山と広い空。晴天率が高く積雪もそれほど多くないとか。市街地の高低差が少ないというのも都心部郊外とは異なる部分
エンジョイワークスが手掛ける、新しい宅地分譲プロジェクト「エンジョイヴィレッジ」では、2023年から「次はここに住みたい!」と思える日本各地の魅力的な地域へ展開を始めています。現在販売中の「御代田ヴィレッジ」と「佐久ヴィレッジ」は、移住者が急増している注目の西軽井沢エリアにあり、まさに教育移住熱が高まっている地域です。東京から地方へのアクセス向上やリモートの普及で、日本は“狭くなった”と言われており、都心から新幹線で1時間強。先入観で「遠い」と思っていた場所は、意外と近い。そんな距離感もエリアとして注目されている要因かもしれません。
とはいえ、いざ地方移住といっても心配は尽きないもの。生活は?仕事は?家族の満足度は?どんな住まい?二拠点・多拠点ライフは可能?…この地に移住した先輩たちに話を聞けるトークイベントを企画しました。全3回で、初回は東京都内での開催。2回目3回目は現地で、暮らしの現場の見学や住民を交えた交流会も。「移住のハードル」をよりリアルに確認する機会になるはず。1回ごとの参加もOKです。
【第1回】西軽井沢移住者による子育てと住まいのトーク
東京から西軽井沢へ移住し、軽井沢風越学園と大日向小学校にお子さんを通わせている先輩移住者2人をゲストに迎えたリアルな体験談トーク。
◉ 都心から移住検討中の方におすすめ
日時:5/23(金)19:00〜20:30
会場:(株)川辺直哉建築設計事務所 一級建築士事務所
東京都台東区柳橋2丁目2−1 村山ビル 4階
・都営浅草線「浅草橋」駅A5出口より徒歩3分
・またはJR「浅草橋」駅東口より徒歩5分
参加費:1家族2000円(西軽井沢のおやつ付)
【第2回】仲間と集まって住む&自分の暮らしと家をデザインする体験
価値観の近い仲間と集まって暮らす、コミュニティ型分譲の「エンジョイヴィレッジ」をご案内します。賃貸や民泊物件としての運用を考えている方、投資物件に関心のある方にもおすすめ。自由度の高い「THE SKELETON HOUSE(スケルトンハウス)」の空間も体験できます。当日は佐久ヴィレッジと御代田ヴィレッジ双方の見学を予定。
◉ 持ち家・投資物件を検討中の方におすすめ
日時:6/1(日)14:00〜16:30
会場:佐久ヴィレッジ現地モデルハウス(長野県佐久市小田井1202付近)
・JR新幹線「佐久平」駅から車で15分(JR佐久平駅とイベント会場間の送迎あり)
・車で佐久ICから5分
参加費:無料(交通費は自己負担)
佐久で竣工した「エンジョイヴィレッジ」。自由度の高い「スケルトンハウス」の家が4棟
【第3回】推しスポットやとっておきの土地へ。住民と焚き火交流会
「暮らしていけそうか、体感してみたい」―町と暮らしを感じたい方に向けた企画です。実際に移住者や二拠点実践者が使っているコワーキング施設やカルチャー拠点、このエリアらしい自然を感じるスポットなどをめぐりつつ、先輩移住者から子育てや暮らしについてのお話も。夜は有志で焚き火を囲み、住民を交えた交流会を開催します
◉ 西軽井沢の暮らしを体感したい方におすすめ
日時:6/14(土)10:30〜20:00(翌日も楽しむ場合、宿泊は各自手配)
会場:御代田町のコワーキング施設「Gokalab」集合(長野県北佐久郡御代田町草越1207-23)
・JR東京駅から長野北陸新幹線はくたか(8:41発) 乗車/JR軽井沢駅9:43着、しなの鉄道御代田駅10:13着
/御代田駅から車で6分。御代田駅〜イベント会場間の送迎あり
・自家用車の場合、10:30御代田町「Gokalab」に集合
参加費:1家族2000円(交通費・飲食代・宿泊する場合の費用&手配は各自負担)
スケジュール:
10:30 コワーキング紹介と見学、参加者自己紹介
11:30 地域のハブ的スポットでランチ&移住者トークセッション(ゲストはママたちを予定)
13:00 佐久ヴィレッジ現地見学
14:00 カルチャースポットと子育て広場視察(休憩)&地元のスーパーで買い出し
16:00 御代田ヴィレッジ現地視察&エリア散歩
17:00 交流会:焚火&BBQ&サウナ(希望者のみ)
20:00 解散
イベント詳細はこちら
https://enjoy-village.com/news/kw6mils7nybrbn5ketlrzsb5
*昨年、エンジョイワークスが実施したイベントでは、家入一真さん(CAMPFIRE創業者)が西軽井沢移住について語ってくださっています。
https://www.instagram.com/enjoyworks_life/reel/C8mDDaWyWFX/
御代田ヴィレッジ
https://miyota.enjoy-village.com/
佐久ヴィレッジ
https://saku.enjoy-village.com/
軽井沢と呼ばれるエリアの中でも「北軽井沢」は別荘地、「旧軽井沢」は宿場通りとして栄えた場所。そして今、暮らしや住まいのトレンドは「西軽井沢」へ。「地方に住む」という選択肢が、特別なものではなくなる時代が来ています。西軽井沢のリアルな暮らしに触れて、自分たちらしい「教育と暮らしのかたち」を探してみませんか? まずはイベントで、第一歩を踏み出すきっかけを。