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移住トレンドに乗る長野と首都圏をつなぐトークイベント。“現在進行形”地方暮らしの「ホンネ」と「リアル」に触れる

Feature Project 公開日:2025/03/04

近年、都市部から地方への移住が注目されています。リモートワークの普及やワークライフバランスの重視といった働き方の変化、そして自治体の移住政策の強化などもあり、一極集中から地方移住の動きが加速しています。また、子育て環境の良さや自然の豊かさを求める家族層の移住も増加傾向にあります。

全国で「移住トレンド」を見ると、長野県は特に人気の移住先。東京からのアクセスの良さ、豊かな自然環境、四季の美しさ、そして生活コストの抑えやすさが強みになっています。同県は全国的に見ても移住者の受け入れに積極的な自治体で、移住支援金の制度や相談窓口のサポートが手厚く、これに加えて、就職のマッチング支援や二拠点居住の体験プログラムなど、人を呼び込むだけでなく定着まで体制が整っていることも理由に上がります。移住するなら長野…となるのは分かるような気がします。

空が高い、空気がおいしい…避暑から居住へとニーズの変化も

(参考資料)田舎暮らし「楽園信州」推進協議会発行(2022年)の「信州生活―長野県しあわせ移住計画
*さまざまな県データも記載されていて、「国の基準よりも少ない人数(35人以下)による学級編制」「1日ひとり当たりのごみ排出量、全国最少」などの特徴もアピール

「全県挙げて」政策が展開されている中で、県東部に位置する佐久市と御代田町。東京から新幹線で約1時間という利便性を持ちつつ、医療・教育・子育て支援が充実移住者しているのと同時に、移住者を受け入れる土壌が整っていて、地域活性化が進む「成長ポテンシャルの高い理想的なエリア」――と言われています。

ホンネを聞きたい!「長野暮らしってどう?」

「生活の中で何を大事にするか」が、そこに住む(暮らす)理由にもなるもの。エンジョイワークスでは、現地の経験者(移住の先輩)に直接、「ホンネ」のあれこれを聞けるトークセッションを企画しました。会場は東京・銀座、長野県の移住・就職・暮らし・観光などの情報を発信する情報拠点、その名も「銀座NAGANO」。佐久市・御代田町でコミュニティ住宅からはじまる移住&二拠点生活のすすめ―と題し、生まれも育ちも東信地方(佐久市界隈)の宮下翼さん、2年前に自然豊かな教育環境を選んで都内から軽井沢、御代田に移住した伊藤和澄さんをゲストに迎え、「地方」の魅力、仕事と暮らしのバランス、理想と現実のギャップ…などの「リアル」を語ってもらう企画です。

情報や交通インフラの拡充で、首都圏と地方の現実の「距離」が短縮されているだけでなく、特に長野県のような移住政策が活発化している地域は、移住者同士のネットワークが強化され、孤立しにくい環境も整いつつあります。つまりは「心理的距離」の縮小も「地方暮らし」のハードルを下げる一因かもしれません。会場では、佐久と御代田でスタートしている新しいコミュニティ住宅「エンジョイヴィレッジ」についての解説もありますので、関心を持っていただけると嬉しいです。

佐久市・御代田町でコミュニティ住宅からはじまる移住&二拠点生活のすすめ
■開催日 3月9日(日)13:00受付開始
■会 場 銀座NAGANO2F イベントスペース(東京都中央区銀座5-6-5)
参加無料(1ドリンク付き)※地場産ワインorソフトドリンク
■トークイベント(13:15~14:15)
・コミュニティ住宅「エンジョイヴィレッジ」とは?
・佐久市での暮らしのすすめ。ゲスト:宮下翼さん
・御代田町での暮らしのすすめ。ゲスト:伊藤和澄さん
・トークセッション「コミュニティ住宅ではじまる移住&二拠点生活について」
■移住&二拠点生活相談会(14:15~15:00)
・ゲストの方を中心に相談会を実施
■参加申込ページ https://forms.gle/ox3MTAto1JhV84EQ7
*事前申し込みとなります(先着24名)

塀のない暮らし…エンジョイヴィレッジのイメージパース

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