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「宮古島にセカンドハウス」という選択。観光だけじゃない、魅力あふれる島づくり

New Topics 公開日:2025/02/04

セカンドハウスを持つ。以前は高所得者層の週末利用が主流だったのですが、現在ではテレワークの普及やライフスタイルの多様化により、二拠点居住やリモートの拠点として活用する傾向が強まっています。投資や資産運用としての側面も持ち合わせており、セカンドハウスに対する価値観も変わってきているようです。さらに、地方と都市部の移動がより迅速かつ便利になっていて「二拠点」の生活をしやすく、場所を変えても生活環境が大きく変わらないことも購入のハードルを下げていると言われています。

それでは、どこにもうひとつの拠点を設けるのか。都心部をベースに少し離れた郊外? もしくは緑豊かな避暑地? リゾート感ある海辺? それには、ライフスタイルで求めている各々の“拠り所”が何か? と言うところも大きく作用しそうですが、私たちエンジョイワークスが、地方の魅力を再構築する中で見つけた「とっておき」の場所があります。それが沖縄県の宮古島。美しい自然や穏やかな気候、豊かな食文化――。さまざまなメディアで、既に人気エリアとしてフォーカスされていますが、地元の人々との交流も楽しみながら、社員が何度も訪れているのが、宮古島の南西にある伊良部島。のんびりとした南国リゾートの雰囲気にあふれ、沖縄の中でも特に美しい海とビーチが広がるエリアです。宮古島とは絶景の中に伸びる橋で結ばれ、伊良部島自体にも空港(下地島空港)があり、利便性にも優れています。

言葉にならないほどの「ブルー」のシャワー。離島の魅力はそんなところにも。写真右は宮古島本島と伊良部島を結ぶ伊良部大橋

そんな場所でこの春始まるプロジェクトが「佐和田の浜ヴィレッジ」。セカンドハウスやリゾートライフを提供するヴィラ型の住宅です。“豊穣の地”を意味する「サータ」という言葉が起源だとか、浜辺の「砂」和田から「佐和田」になったとか、地名にも諸説あるのですが、ともかく、それら由来を見ても「海辺の自然豊かな地域」であるのは確か。ここに、建築家が手掛けるRC住宅のヴィラ15棟と特別な共有スペースを設けた、現代型の「集落」を作る挑戦です。

佐和田の浜ヴィレッジウェブサイト
https://miyakojima.enjoy-village.com/

海岸の先に見える岩も佐和田の浜の特徴。写真右はヴィラの配置図

私たちエンジョイワークスが、湘南エリアを拠点に全国展開している「エンジョイヴィレッジ」のリゾート版。各棟の間には塀を設けず、植栽や低めのブロックで緩やかに区切りをつけるのみ。共有スペースには、オーナー同士が気軽に集まったり、くつろげたりする場所を用意しています。RCのヴィラ自体も、沖縄特有の気候に配慮した、鉄筋コンクリート造。シンプルで普遍的かつ可変性の高い住宅です。事業主体のユカリエは地域と観光客に親しまれているカフェ「國仲商店」や、空き家を再生した宿「HOTEL YAH」、廃校の再生事業などを手掛けていて、この宮古島で、暮らしと観光が調和した“持続可能で魅力あふれる島づくり”を展開しています。だから、この場所のプロジェクトへの思いも熱く深いのです。

ユカリエが手掛ける宮古島のプロジェクト。古民家の再生やコーヒー豆の栽培など「持続可能」を意識した事業が特徴

予定地から、佐和田の浜まで歩いて1分。岩と白砂、透明な海、夕日が織り成す幻想的な風景―日本の渚100選に選ばれた絶景スポットをひとり占めできます。都会の便利さと比べると、時間や空気の流れが違う離島。そんな佐和田の地で、物質的だけでない「豊かさ」を感じられるひとときを想像してみませんか。

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