エンジョイワークスが運営する不動産クラウドファンディングサービス「ハロー! RENOVATION(ハロリノ)」。2018年に第1号案件をスタートしてから、7年目に入ろうとしています。古い蔵や古民家の再生や事業拡大、買取再販、宅地分譲企画の「エンジョイヴィレッジ」など、この数年でさまざまな種類のファンドが生まれています。当初は、私たちのホームグラウンドである湘南エリアを中心に、リアルイベントやSNSを通じて、ハロリノの仲間を増やしてきました。
ハロー! RENOVATIONウェブサイト
https://hello-renovation.jp/
近年、地方での事業やエンジョイヴィレッジのように短期運用型のファンドも増えていることから、「ハロリノへの投資のメリット」を広めるべく、インフルエンサーさんに協力いただいています。ある調査によると、投資をしている20~40代が、情報収集先として、WebサイトやYouTube・Xを利用している方が多く、SNSも重要な情報源となっているとか。特に、SNSでは、分かりやすさや信ぴょう性、情報の豊富さなどを重視する方が多い傾向があるそう。
「なぜエンジョイワークスが、不動産クラウドファンディングを始めたのかを知ってほしい」「数字だけではない楽しさや醍醐味を伝えたい」…との思いから、「ハロリノ」について発信してくれているインフルエンサーさんを招いて、交流会を開催しました。当日来場したのは、ブロガーとInstagramを中心に発信しているインフルエンサーの方々計6名。これまで「投資家」の方とは、個別のファンドイベントなどで直接、‟顔の見えるコミュニケーション”をすることもあったのですが、このような「インフルエンサーさん」との交流の場は初めて。会場では、こちらの担当者から「フォロワーに推しやすい(勧めやすい)ファンドは?」などの質問をさせてもらったり、発信のアイデアを一緒に考えたり。外側からの、私たちとは少し違う目線も知ることができました。
ここで分かったのは、発信とは何か?ということ。私たちは自分たちの言葉で「自分の商品」を発信してきましたが。インフルエンサーさんは、右から左に「ハロリノ面白いよ!」と伝えるだけの人ではなく、「やりたいことを広めてくれる人、まちづくりを広めていく仲間」なのだ、という気付きがありました。今回、ハロリノの意義や事業の背景を伝えながら「ビジネス」視点の解像度を深めてもらうことができたのは、大きな収穫でした。
ちなみに、当日の会食は私たちが展開する「EATLO」のサービスを使って、湘南エリアのシェフが地場産物のメニューを提供。こちらも参加者には好評でした。さらに、ハロリノで資金調達した事業(MIKASAKAN)の本拠地、和歌山県紀の川市の柿など、プロジェクトや投資家特典に関連した「お土産」も。こんな投資家特典があったら…そんなフィードバックも含めて、リアルに、立体的にハロリノとエンジョイワークスの事業を知ってもらう機会にもなりました。
「数字だけじゃないハロリノ」。そして「日本一楽しい不動産投資」。これからも、投資家(ユーザー)とのオンライン・オフラインの交流や意見交換を大切にしていきたいと思っています。