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「令和の団地暮らし」は新しくてエコ。定型のハコが創り出す持続可能な住まいとは

Feature Project 公開日:2024.06.18

高度成長期(1950年代半ば~70年代初め/昭和30年~40年代後半)の日本を象徴する「住まい」と言えば団地。急激な人口増と住宅難を背景に、郊外各地に「団地群」が次々と造成されました。寝食分離で内風呂・水洗トイレ…と当時の最新ライフスタイルで、憧れの的でもありました。教育機関や店舗、金融機関などが併設されて、新しい街=ニュータウンが誕生。完成当時、東洋一の団地と言われた草加松原団地や高島平団地、光ヶ丘団地、郊外型大規模住宅団地の先駆け、香里団地、千里ニュータウン、多摩ニュータウン…と、全国各地の団地名称を耳にしたこともあるはず。

人口増が続いている時期は需要があったのですが、そこで生まれた子どもが成長して団地を出る、手狭になって戸建てに移るなど、居住人口も減っていく――と変化を迎えています。団地が地域でどのように機能していくのか、するべきか。いま、そんな過渡期にあります。生活の様式やニーズの変化を「社会的劣化」と表現するのですが、団地の間取りや共用部分の在り方、バリアフリーなど、時代にそぐわない部分も少なくありません。住居としての環境は守られているのですが、居住者の高齢化や独居などの課題が深刻化している団地も多いのです。

これに対して今、団地の一室を購入してリノベーションする若い世代も増えています。現在のライフスタイルに、家を合わせる。団地と言ういわゆる「定形のハコ」だからこそできる技。物件の価格がそれほど高くないというところもポイントで、そこから一歩進んで、事業者が1棟をまるごとリノベーションする例もあります。例えば、無印良品とUR都市機構がタッグを組んだプロジェクトも注目されています。つまりは、懸念される「社会的劣化」をリノベで解消していくということ。さらに、断熱機能など環境性能を上げたリノベーションにすることで「持続可能な住まい」も可能。「住居スペック」を上げて資産価値を高める――そんな視点も生まれています。

これに加えて、団地の持つ環境も見直されていて、広い公園があったり、共用部も余裕があったり。周辺の都市計画と合わせて建てられているため、公共交通機関の動線や生活環境も維持されています。「環境の良さ」をキーワードに、子育て世代の流入に力を入れた再生に取り組む団地も増えています。さらに、団地にあるスペースに地域交流拠点や図書ブースを設けている例や、空き店舗の開業支援など、「再生」のキーワードに関連する事業はさまざま。いわゆる“一周回って”、新しい団地暮らしの文化が芽生えているのです。

自然に囲まれて、公共施設やインフラもあって「暮らし」が程よく混ざりあっている。そんな団地の良さも見直されています。

住まいそのもののスペックを上げることと、コミュニティの再構築という両輪で変貌する「令和の団地暮らし」。私たちエンジョイワークスも、そんな「団地」の再生事業をスタートさせました。その名もズバリ「愛ある団地ファンド1号」。舞台は神戸市垂水区。隣接する明石市にまたがる約197haの大規模団地「明舞団地」にある狩口台住宅25号棟の一室をリノベーションして再販をするプロジェクトです。再生に掛かる費用を投資で募り、物件の販売を通して得た収入を投資家に配当する「キャピタル型」のファンド。なぜ「愛ある団地」なのか?「団地を愛する人を増やす。愛される団地を増やす」――というミッションが軸にあるのですが、建物を愛する(性能を上げて長く使う)ことにも重点を置き、デザイン面に加えて、資産価値アップのための省エネ性能の向上、“エコの見える化”も大切にしています。

「THE団地」な外観ですが、リノベーションで室内の彩度もアップ(写真右、同団地の先行事例)。まさに「ハコ」の使い方次第!

設計と施工は、団地リノベーションに定評のある明石市のフロッグハウスが担当します。同社代表は明舞団地で生まれ育ち、誰よりも地元を知り尽くしたプロフェッショナル。「愛を込めて」、団地リノベを手掛けていきます。

私たちは、今の時代だからこその付加価値に知恵を絞りながら、住まいづくり・まちづくりの可能性やワクワクを地域で広げていきます。

【愛ある団地ファンド1号神戸市垂水区】
愛ある団地リノベーションのきっかけに!
リスクとファンド詳細はこちら
https://hello-renovation.jp/renovations/23533

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