あなたにとって、「家」はどんな存在ですか？ 賃貸・持ち家、マンションやアパート・戸建て…など、どんな所有形態なのかということに加えて、家族構成によっても「家」が持つ役割が異なります。ある人にとっては、家族を守って育てる・自分を完全OFFにできる・自己実現できる場所とか。また、ある人にとっては、寝に帰るだけ…かもしれません。まさに「人それぞれ」ですが、「どういう場所にしたいか（ありたいか）」という思いや願望、理想は誰にでもあるもの。そこから紐解くと、「家を作る」とは「暮らしを考える」ことであり、誰かが与えてくれるものではなく、⾃ら時間をかけて積み重ねていくもの。そんな「家づくり」について、建築家で住まい・暮らしに関する研究者の土谷貞雄さんを招いたトークイベントを3月23日（土）に開催します。
家をまっさらな「ハコ」と仮定して、どんなものを入れていきたいか。まず、そこから考えてみよう―。それを実践するのが、エンジョイワークスがプロデュースする住宅、「THE SKELETON HOUSE（スケルトンハウス）」。用意しているのは、外側の躯体（柱や梁、屋根）のみ。インフィルと呼ばれる内装は、イチから、いやゼロから自分で思うように「組み立てることができる」のが特徴です。家の間取りや部屋サイズに自分を寄せていくのではなくて、ライフスタイルに合わせて作っていく家。住む⼈が「自分が優先したいもの」を頭に浮かべながら⼿を加えていくことを想定しているのです。
「なにもない」状態であれこれ、“妄想”するのも家づくりの楽しみの一つだったりします
トークイベントのコンセプトは「住み手」「暮らし手」の視点の深掘り。スケルトンハウスのアドバイザーを務めている⼟⾕さんを聞き手（ホスト）に、昨年8月からこれまで5回にわたり、料理研究家や建築家などの専門家を招いて、さまざまな目線の「自分らしい家」を学びました。「無印良品の家」（現・株式会社MUJI HOUSE）の開発に従事し、独立後は無印良品のコミュニケーションサイト「くらしの良品研究所」や、webサイト「みんなで考える住まいのかたち」の企画・運営にも携わってきた土谷さん。現代の暮らしについての調査やフィールドワーク、執筆など幅広く活動されています。そんな土谷さんが引き出すゲストの言葉。参加者からは「住み手が時間の経過を楽しむ建築という表現が良かった」「『関係性のデザイン』など、トークで出てきたキーワードが興味深かった 」といった感想も集まっています。
第1回（ゲスト：スープ作家・有賀薫さん）のアーカイブ動画はこちら
そして、第6回（最終回）のゲストは、エンジョイワークスの代表・福田和則。自社商品「スケルトンハウス」「エンジョイヴィレッジ」のルーツや、“自分で考え、自分で家をつくること”“お隣さんと敷地をシェアすること”がもたらす、暮らしの変化や豊かさについて話しながら、「自分らしい家づくり」のヒントを探っていきます。北海道で新たな「家づくり（コミュニティづくり）」プロジェクトも始めようとしている土谷さんとのトークにご期待ください。
「自分で作る自分の家」の解は100人いれば100通り。あなたも…「家づくり」を始めたくなるかもしれません。
■自分の家は自分で作る―スケルトンハウストークイベント！
開催日時：2024年3月23日(土) 10:00～13:00
参加方法：①オンライン ②現地 ＊いずれかをお選びください。
①オンライン参加の方
11:30～13:00
②現地参加の方（定員あり）
◇スケルトンハウス体感ツアー／10:00～11:15＊無料
集合場所：葉山公園
※エンジョイワークス代表の福田が葉山エリアを案内します
※詳細の場所・内容はお申込み後にご連絡します
◇スケルトンハウストークイベント／11:30～13:00（開場：11:00）＊無料
会場：スケルトンハウス（神奈川県葉山町下山口）
※詳細の場所はお申し込み後にご連絡致します。
◇アフター交流会13:00～15:00
会場：スケルトンハウス（神奈川県葉山町下山口）＊1,500円／人
※元カレー屋店主の設計士が作る、本格スパイスカレーとドリンク付き
※スケルトンハウスに実際にお住まいの施主の方も参加予定、家づくり実践者に質問もできます
申し込み：https://ewform.enjoyworks.jp/index.php?id=1373
THE SKELETON HOUSE
https://theskeletonhouse.com/
土谷貞雄さんホームページ
https://tsuchiya-sadao.com/
