国土交通省は、空き家対策を一層加速化させるため、令和3年度「住宅市場を活用した空き家対策モデル事業」として、69件(地方公共団体3件、民間団体66件)の先進的な取組を支援し、全国に成果の横展開を図ることを公表しました。「空き家に関する相談窓口等の民間連携を行う事業」部門として当社の三重県南伊勢町における「空き家活用中間支援組織モデル化事業」が採択されました。
本活動は、令和2年度の国土交通省「空き家の担い手強化・連携モデル事業」に採択され三重県南伊勢町で取り組んできた「空き家再生プロデューサー」の育成、町の空き家バンクと連携した民間主導のウェブサイト「空き家と仕事」の制作・運用から引き続き、同町の空き家課題解決を目的に行っていく予定です。
すでに空き家再生プロデューサーになっている南伊勢町の2名を中心に、これまで連携してきた行政メンバーに加え、不動産業や建設業等の実務レベルでの協力メンバーを拡充し、具体的な空き家活用のスキームを検討し、より実行力の高い中間支援組織の構築を進めます。
具体的に現地にて物件オーナー向けの説明会も実施し、さらにオンラインイベントにて取組み全体を全国に情報提供、他地域での展開も可能な汎用性のあるモデル化を行っていく計画です。