仲介や売買だけでない「不動産業」の領域を自ら広げているエンジョイワークス。同業・異業種の方に、そのアイデアやスキーム、成果をお伝えすることも多くなりました。11月の登壇から講演内容などを紹介します。
九州リノベWEEK2024（11/9）：福岡県久留米市
◇共感投資プラットフォーム「ハロー！RENOVATION」で実現する、持続可能で豊かなまちづくり
11月最初の登壇は九州。“DIYによる不動産の再生”から始まり、市民も巻き込みながら“まちの活性化”へとつなげる“DIYリノベ”プロジェクトが、同時多発的に起こっているエリアです。「自分の好きな暮らしは自分で創ろう。自分たちの好きなまちは自分たちで創ろう。」を合言葉に、そんな各地のプレイヤーたちとの交流を目的に、2014年から続いている始めたイベントが「リノベWEEK」。主催者のNPO法人福岡ビルストック研究会は、国土交通省の「第2回 地域価値を共創する不動産業アワード大賞」の受賞者。昨年の第1回開催では、エンジョイワークスが大賞を受賞しており、同研究会は縁のある仲間です。講演後には、「事業の加速や未来の可能性を見出した」と感想を寄せてくださる方も多く、会場での熱烈な歓迎ぶりも嬉しく思っています。
リノベ機運の高い九州で、アワード大賞の第1回2回の受賞者が顔を合わせるとあって注目の講演でした
日本ビルヂング経営センター〔ビル経営管理士／日本ビル経営管理士会会員限定セミナー〕（11/14）：東京都千代田区（金融ビレッジ）
◇地域活性ローカルファンド～不動産特定共同事業を用いて 地域に必要な「ファン」と「お金」を集める仕組み～
ビルの経営や管理といった専門事業者限定のセミナーで、約100名の方々にご参加いただきました。不動産特定共同事業のスキームを活用してエンジョイワークスが手掛けている空き家、遊休不動産の再生と利活用の事例を紹介しました。リアルな場で情報をお届けできた大変貴重な機会となりました。特に質疑応答では、多くの方からご質問をいただき、関心の高さを実感しました。また、名刺交換では長蛇の列ができるほど多くの方と交流することができました。
会場は大手町の「金融ビレッジ」。エンジョイワークスの事業を知っていただく紹介リーフレットも配布
横浜市立大学「不動産マネジメント」講義（11/19）：横浜市金沢区
この日の聴講者は大学生。不動産学・不動産マネジメント論を専門とする齊藤広子教授の講義に講師として登壇しました。約160名の学生の皆さんを前にエンジョイワークスが手掛ける「まちづくり」の手法やファンド仕組み・可能性をお伝えしました。講義後には全員から感想のメッセージもいただきました。一人ひとりがぎっしりと想いや学びを書き込んでくれており、その熱意と姿勢に感動した一日でした。これからのまちづくりを担う若い世代の皆さんと共に、新しい未来を築いていけることを願っています！
日本不動産学会 2024年度秋季全国大会（11/23）：千葉県柏市（麗澤大学）
◇ワークショップ「空き家利活用のための民間の役割―支援法人は必要か？」
日本不動産学会は、不動産に関する総合的かつ学際的な研究・教育を行う機関。今年は、千葉県柏市の麗澤大学で開催されました。ワークショップのコーディネーターは、横浜市立大学国際教養学部の齊藤広子教授。エンジョイワークス代表の福田は、吉原住宅・スペースRデザイン代表取締役／福岡ビルストック研究会理事長の吉原勝己さん、空き家活用株式会社代表取締役の和田貴充さんとともにパネルディスカッション登壇し、日本大学経済学部の中川雅之教授と明海大学不動産学部の中城康彦教授には総括を担当していただきました。
空き家問題に対して単に現状を捉えるだけでなく、2050年を見据えた社会の在り方を考える視点が重要であることを再確認する場になりました。特に、不動産業だからこそできる地域との連携を深めていくことが、今後の課題解決の鍵となることを改めて実感しました。
写真左から、空き家活用株式会社の和田さん、福岡ビルストック研究会の吉原さん、横浜市大の齊藤教授、そしてエンジョイの福田
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代表・福田の登壇の様子は、エンジョイワークスのSNSでも随時発信しております。
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