株式会社エンジョイワークスが運営支援する「一般社団法人 次世代まちづくりスクール(まちスク)」の教授と元ゼミ生がこのほど、国土交通省による「第2回 地域価値を共創する不動産業アワード」で各賞を受賞しました。同賞は、地方公共団体や住民、企業などと共に地域づくりやコミュニティづくりに取り組み、新たな地域価値を共創している不動産業者等を表彰するものです。エンジョイワークスは昨年の第1回のアワード大賞を受賞しています。
まちスク関連受賞者は次の通り
<アワード大賞> NPO法人福岡ビルストック研究会
「九州DIYリノベWEEK」
九州4県を中心に24地域の事業体で構成する団体。DIYの手法を取り入れ、休眠不動産の再生と地域活性化を目指す「DIYリノベ」を実践し、情報共有とスキルアップのプラットフォームを構築。福岡の老朽RC賃貸一棟を文化人が集まるまちの拠点に、八女市の旧八女郡役所を大ホールに、大牟田駅前の休眠路面電車をカフェとして再生するなど、実績を重ねているほか、活動の参加者自身が各地域で新たなオピニオンリーダーとなって地域活性化に取り組んでいます。同NPO理事長の吉原勝己さんは、まちスク教授として「不動産再生による地域活性化のための不動産経営実務者の養成」をテーマにした講義を担当しています。
https://hello-renovation.jp/machi-school/lab/8
<一般部門 優秀賞>ビーローカル・パートナーズ
「昭和なまちのバイローカルムーブメント ~良き商いを守り育てる~」
大阪市阿倍野区をフィールドに「地域に住む生活者と良き商いが出会う場」を提供。不動産を活用したアンカー店舗を核にしながら、年1回の「バイローカルの日」の開催(青空市)と「バイローカルマップ」の制作などハードとソフトの取り組みを一体的に展開しています。空き店舗を活用した新規出店は70店舗以上。地価の上昇などの好循環を生みだしています。同団体の加藤寛之さんもまちスク教授。新しい都市計画の手法として「まちの魅力を守り育てエリアの価値を上げる秘蔵のメソッド」を教えていただいています。
https://hello-renovation.jp/machi-school/lab/16
<空き家部門 優秀賞>株式会社上原不動産、株式会社ARCH
「まちづくりと居住支援がともに成り立つ社会を目指す」
まちづくり会社ARCHの橋本千嘉子さんは、まちスクの元受講生で、今回のアワード大賞を受賞した「NPO法人福岡ビルストック研究会」の吉原さんのゼミのほか、甲斐徹郎さんのゼミに所属していました。街にコミュニティを築いて価値を上げる方法を学んだ後、地元の下関市で「空き家・空き店舗を利活用したサードプレイスとなる拠点づくり」を通じた賑わいやプレイヤー集め、コミュニティの創出に取り組んでいます。
私たちエンジョイワークスと次世代まちづくりスクールは、引き続き、こうした地域人材の連携やノウハウの共有、次の世代の育成に取り組んでいきます。
次世代まちづくりスクールの詳細はこちら
https://hello-renovation.jp/machi-school
国交省発表資料
https://www.mlit.go.jp/report/press/tochi_fudousan_kensetsugyo16_hh_000001_00070.html
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001727699.pdf