「自分の家を自分でつくる」をコンセプトとしたTHE SKELETON HOUSEのトークイベントを開催します!
家づくりとは、暮らしをつくることだといえます。その暮らしは誰かが与えてくれるものではなく、⾃ら時間をかけて積み重ねていくものだと思います。私たちが手掛ける「スケルトンハウス」は、内装はほとんど最⼩限のものでできている住宅です。そのままでも住めますが、住む⼈が⼿を加えていくことを考えています。そのために、「住まう⼈が⾃分で⼿を加えやすいような余⽩」をたくさん作っています。
この6回連続トークイベントは毎回、住まい・暮らしに関する研究者であり、スケルトンハウスのアドバイザーを務めていただいていた⼟⾕貞雄さんが聞き⼿になり、ゲストとのトークで、⾃分の暮らしとはどのようなものなのか、そのヒントを探っていきたいと考えています。
第1回⽬のゲストスピーカーは、スープ作家の有賀薫さんです。知っている⽅も多いかと思いますが、有賀さんはスープ作家というジャンルを⽇本で⽣み出し、たくさんの本を出版しています。そのユニークな視点で、スープということにフォーカスしながら、その料理の奥⾏きを広げています。また⽒の⾃宅にあるミングルと呼ばれる⼩さなキッチンは、“みんなでぐるぐる回して”をコンセプトにしたもの。作って⾷べる、作りながら⾷べることができ、この⼩さなキッチンも⼤きな話題を呼びました。今回はそのキッチンにも触れながら、⼿間暇かけて⾃分で料理をする楽しさ、時間をかけて作る楽しさや喜びについて掘り下げていきます。
■開催概要
2023年8月19日(土) 17:00から18:30まで
開催方法:オンライン
参加費:無料
申し込み:https://ewform.enjoyworks.jp/index.php?id=1169
ゲストスピーカー
有賀薫
スープ作家。10年間作り続けたスープを通して、素材の味を⽣かしたシンプルなスープレシピや、今の暮らしに添った家庭料理やキッチンの考え⽅を、雑誌・ウェブ・TVなど各種メディアで発信。『ライフ・スープ くらしが整う、わたしたちの新定番48品』(プレジデント社)、2020年 レシピ本⼤賞⼊賞で 12 万 部 越 え の 『朝 10 分 で で き る スー プ 弁 当』 (マガジンハウス)、 『有賀薫の豚汁レボリューション』(家の光協会)、エッセイ集『こうして私は料理上⼿になってしまった』(⼤和書房)など著書多数。最新刊は、野菜料理の本『有賀薫のベジ⾷べる!』(⽂藝春秋)。
聞き⼿
⼟⾕貞雄
株式会社貞雄 代表/コンサルタント、建築家、住まい・暮らしに関する研究者、コラムニスト
1989年、⽇本⼤学⼤学院理⼯学研究科建築史専攻修⼠課程修了。ローマ⼤学への留学や住宅不動産系のコンサルティングなどを経て、2004年に「株式会社良品計画」のグループ会社に⼊社し、 「無印良品の家」(現・株式会社 MUJI HOUSE)の開発に従事。2008年に独⽴し、住宅系の商品開発やWEBコミュニケーションの⽀援を⾏う。無印良品のWebメディア「くらしの良品研究所」「みんなで考える住まいのかたち」の企画・運営をはじめ、現代の暮らしについてアンケート調査やフィールドワーク、執筆活動などを⾏い、未来の暮らしのあり⽅を提案。住まいに関する研究会「HOUSE VISION」を企画・運営、中国での暮らし調査なども⾏ってきた。2020年より、北海道・ニセコを中⼼に活動を⾏っている。