海沿いにある駐車場。利用するのは海辺でウインドサーフィンをする人や釣り人、隣接する小さな公園に訪れる人たち……。年に数回、この周辺で行われる地域のイベントで賑わうことはあるけれど、この駐車場に、「わざわざ」来る人はいないかもしれません。車を停めること以外の付加価値、何か目的のある場所であれば――。
神奈川県・三浦半島の横須賀市にある野比海岸。そこにある「普通の」駐車場を、アートな駐車場に変えるプロジェクトがスタートしています。その名も「#ジハングン」。自動販売機のオブジェや堤防のカラーウォールなど、アート作品を巻き込んでフォトスポットとして回遊してもらおうという企画です。もともと、2018年から22年まで福岡県糸島(いとしま)の海沿いの駐車場で展開されていたもの。友達と写真を撮りあいながら楽しめるパブリックな公園にしていくのが「#ジハングン」のコンセプト。「インスタ映えスポット」として注目されるようになり、「車を停める場所」に付加価値ができたのです。ハッシュタグを付けた「#ジハングン」の投稿は2万件以上。約100台の駐車スペースに、年間約5万台が、この場所を目指して来たのです。
そのコンセプトをそのままに、東京湾口を臨む野比海岸を舞台に、爽快な青空や夕暮れの秋の美しいダイナミックなパノラマが広がる、ここならではの絶景を撮影できるスポットになることを期待しています。設置を予定しているのは、自販機オブジェや「大型ブランコ」など、「あれもこれも撮りたい!」と思わせるもの。オープンに際して、テトラポットや階段など既存の建築物の塗装をワークショップ形式で一緒に作っていこうとも考えています。地元の人たちには「みんなで手掛けた地域のスポット」として。観光に訪れた人は、カメラを通して、海岸沿いのこの場の魅力を手元に残してもらえるのではないでしょうか。
予定地の横須賀市では、自治体自身もアートと街の「掛け合わせ」を積極的に取り込んでいます。東京湾側のよこすか海岸通りの遊歩道(10000mプロムナード)には、オブジェをアートで彩る「よこすかストリートキャンバス(スカジェニ)」があるほか、市内に点在する博物館や歴史遺産、美術館などのスポットを「よこすかルートミュージアム」として、回遊しながら観光する仕掛けを作っています。
#ジハングンや三浦半島内のアートオブジェ・誘客施設が、自治体・民間それぞれの力でつながるのも楽しみです。野比海岸から少し南下すると、ウインドサーフィンの世界大会が開かれる津久井浜海岸や三浦海岸があります。こうしたスポットとも連動して、横須賀ならではの「#ジハングン」を楽しんでもらいたいと思っています。
#ジハングンヨコスカファンド
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