
こんにちは。システム開発部でサーバーサイドを担当している原田です。
さて、前回に引き続きAWSにJenkinsで自動テスト環境を作っていきたいと思います。
今回はジョブを作成し実行する部分をやっていきます。
プロジェクトの用意
前回、EC2に作成したインスタンスにJenkinsをインストールし初期設定まで行いました。
今回はその環境にテストで使用するプロジェクトとして、以前ブログで書いたCodeigniterを扱います。(CodeIgniter×PHPUnitでテストコードを書く)
こちらのテストコードをJenkinsで実行したいと思います。
ジョブの作成
新しいジョブを作成します。

任意のジョブ名を入力し、「フリースタイル・プロジェクトのビルド」選択します。
OKを押下でジョブの設定に遷移します。

ジョブの設定画面になりますが、今回は「ビルド」の「ビルド手順の追加」のみ設定します。「シェルの実行」を選択します。

実行するコマンドを記述します。
今回はテストコードを実行するコマンドを記載しています。(参考:https://enjoyworks.jp/tech-blog/5125)
「保存」ボタン押下でジョブの作成が完了します。

ジョブの実行
それでは作成したジョブを実行してみましょう。
期待値としては、テストコードが実行され「OK (1 test, 1 assertion)」が表示されることです。
「ビルドの実行」を押下します。

作成したジョブが実行され、結果が赤枠部分に表示されます。
「コンソール出力」を選択して結果を確認しましょう。

テストコードが実行され通過したことが確認できました!

おわりに
Jenkinsでジョブの作成しテストコードを実行するところまでできました。
今回は手動で実行しましたが、何かをトリガーにしたりジョブの実行をスケジュールできるように設定できるようになってます。
Gitと連携してpushされたタイミングでデプロイ→テストコードの実行とかやってみたいですね。